ボディケア セラピストって報酬は? 現役ボディケア セラピストが解説します!
仕事を探してる方「ボディケア セラピストって、報酬はどれくらい?」
こんにちは、やまきよです。
読者の皆さんは、
ボディケア セラピストって
-
・どのくらい報酬はあるの?
・効率良く稼げる?
などなど、考えますよね!
そんな疑問に、某温浴施設で十数年経験してきた、現役ボディケア セラピストが解説します。
これを読んでもらえば、報酬はどれくらい発生するか?報酬の見込み計算の出し方が分かります!
ボディケア セラピストって報酬は?現役ボディケア セラピストが解説します!
委託契約、完全歩合制が大半を占める、この業界。
働くとなると、雇用ではなく、個人事業主、フリーランスとなることが多いと思います。
雇用だと、その会社の規定によってお給料として支払われますよね。
しかし、委託契約になると完全歩合制、やった分だけ報酬が発生します。
なので、仕事が無ければ報酬はもらえません。
ここまで聞くと、かなりリスクも伴うと感じますよね。
ただ、今のリラクゼーション業界の需要はあるので、例えば一カ月勤務して、報酬が発生しないなんてことは無いです。
もらえる報酬の個人差はありますが・・・
じゃあ実際にはどれくらいの報酬が得られるのでしょう?
60分コース3000円~4000円くらいのお店だと、発生する報酬は1800円くらいが相場だと聞いております。
1日4人施術すると、1800円×4人=7200円。
一カ月、20日勤務したとすると、
20日×7200円=144000円になります。
雇用ではないので、雇用保険や所得税など毎月の報酬から引かれませんが、毎年、自分で確定申告をして税金を年一回納めます。
保険も社会保険ではなく、国民健康保険になり、こちらは直接、国に納めることになります。
なので、報酬はそのまま受け取ることが出来ます。
これは単純に計算した報酬結果です。
しかし、実際には暇な日もあれば忙しい日もあります。
ここで、報酬に関して大事な事があります。
それは、稼働率が重要になってきます。
その日その日を、のらりくらりと過ごして一カ月が経ち、報酬を受け取ってこんなものか?とか、こんなにもらえるのか?と
一喜一憂していても安定はなかなかしません。
稼働率が、なぜ重要か?
自分が月にこれくらい稼ぎたいと考えたときに、毎日、朝から晩まで勤務すればある程度は可能だと考えます。
しかし
お休みも欲しいし・・・
たまには早く帰りたいし・・・
せっかく、フリーランスで拘束時間も無く、ある程度自由が効くはずなのに・・・
そこで、考えなくてはいけないのは、どれくらいの勤務をすれば報酬はこれくらい受け取れるかという計算です。
一カ月現場にいる時間を総務時間、
実際に施術した時間を稼働時間と言います。
稼働時間を総務時間で割った数字が稼働率と言います。
例えば、一カ月200時間勤務したとして、実際に施術した稼働時間を80時間とします。
計算は分数で計算してほうが良いです。
なぜなら、45分コースなど、5分単位の施術コースがあるので。
稼働率の出し方は。稼働時間/総務時間で稼働率が求められます。
なので、
稼働率80時間→4800分、
総務時間200時間→12000分。
4800/12000=0.4なので、稼働率は40%になります。
この稼働率が40%後半になってくると忙しい店舗の部類になります。
また、ここで分単価も重要になってきます。
なぜなら、分単価に稼働時間を掛けたものが報酬としてもらえる金額になるからです。
60分コースで1800円の報酬が発生する場合、1800円を60分で割ります。
1800/60=30、なので分単価は30円となります。
それでは、自分がこれくらいの報酬は稼ぎたいなと考えた時に重要となる計算方法です。
そこで、月20万稼ぎたいと考えたとします。
まず20万を30円で割ります。
200000/30=6666.6なので6667としましょう。
月20万稼ぐには6667分必要だと出ます。
次に、店舗の稼働率が40%と想定します。
稼働時間を稼働率で割ると必要な総務時間を求められます。
6667/40%=16667.5となり、16667.5は分数です。
16667.5を時間数に変換すると、
16667.5/60分=277.7となります。
277.7時間の総務時間が必要となります。
今度は、何日勤務して一日何時間勤務すれば良いかというと。
先ほど計算した277.7時間を勤務日数で割ると一日の必要勤務時間が求められます。
例えば、25日勤務するなら、
277.7/25=11.1時間と求められます。
なので一日、約11時間勤務して20万の報酬が得られる可能性が求められます。
これを見ると、あまり効率の良い仕事では無く感じますよね。
じゃあ、改善するのは、どんな方法があるの?
これに関しては、また別の記事に書きますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
誰かの参考になれば幸いです(#^^#)