ボディケア セラピストのお客様に選んでもらえる施術者とは? 現役ボディケア セラピストが解説します!
セラピスト「どうしたら、お客様に指名してもらえるの?」
こんにちは、やまきよです。
セラピストとして働き始めると周りの先輩たちは、固定(指名)のお客様が付いているはずです。
そんな状況を見ると、
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・早く指名が欲しい!
・どうやって指名してもらえたのかな?
・私にも指名取れるの?
などなど、気持ちは焦ってしまいますよね!
そんな疑問に、某温浴で十数年働き、現在も指名率は50%以上を維持している、
現役ボディケア セラピストが解説します!
これを読んでもらえば、少しでも早く固定客を付ける方法。
お客様に指名してもらえる施術者になるための参考になります!
ボディケア セラピストのお客様に選んでもらえる施術者とは? 現役ボディケア セラピストが解説します!
この業界、フリーのお客様の場合、施術を担当するには順番があります。
この担当する順番は各店舗でルールが決められており、なるべく平等に仕事が出来るような仕組みになっています。
いくら仕事がしたいと言っても、周りのスタッフも皆、同じ気持ちなので、空いているスタッフがいるのに続けて仕事は出来ません。
しかし、忙しい店舗であれば、他のスタッフが埋まっているので続けて入れます。
土日であれば、忙しいことも予想できますが、平日だと、やはり暇な時間が出てくる可能性は高いです。
そこで、別記事にも書きましたが、暇な時間を少しでも無くす為にも、固定客が付いていると優先的に施術が出来、効率良く稼ぐことが出来るようになります。
なので、稼ぐためにも、指名を沢山取って、優先して入れる状況を作りたいですね!
指名してもらえる為には?
では、どうしたらお客様に指名してもらえるのでしょうか?
お客様として来店し、またこのスタッフさんに施術してもらいたいと、
思ってもらわなければ、次回来店した時に指名はしてもれえません。
それには、お客様に感動を与えるとか、安心感を与えるとか、色々な要素があります。
お客様の要望にどれだけ答えることが出来るかも重要です。
お客様の、「かゆい所に手が届く」みたいな感じですかね?
昔、先輩セラピストに言われました、
「他のセラピストと、同じ事やってても指名なんてもらえないよ!」
確かに、他セラピストと同じことしてては、誰が担当しても一緒!
お客様に選んでもらうなんて、無いですね。
他セラピストとの差別化が必要ですね!
私も、沢山考えました。
どうしたら、お客様に選んでもらえるセラピストになれるのか?
それには、技術や知識が大変重要になってきます。
ボディケア、揉み解し(もみほぐし)と言って、表向きは治療はしません!と、どこの店舗でも謳っています。
もちろん治療は、接骨院など、国家資格を持った施術者が行う施術です。
しかし、お客様からすると、あまり違いが分かっていないのが現実です。
普通に「マッサージしてください!」と、来店されます。
「マッサージ」や「指圧」の言葉自体、あんま師など、国家資格をもっている施術者しか使えません。
それでも、「ぎっくり腰になった」、「腕が挙がらなくなった」、「寝違いしたみたい」。
そう言って来店するお客様は大変多いです。
ここで治療では無いですが、少しでもお客様のお身体を楽にすることが出来ると、そのお客様との信頼関係が築けます。
もう一度言いますが、ボディケア、揉み解しは治療は出来ません。
知識の重要性
リラクゼーション目的で来店されるお客様も中にはいますが、かなり稀です・・・
色んな症状のお客様が来店されます。
ここで、お客様の身体を触っても大丈夫かどうかの、判断が出来るようになる為にも知識が大変重要です。
お客様が「大丈夫、大丈夫」と言われたから施術しましたでは、後から変な痛みが出たとなっては大変なことになります。
施術事故ですね・・・
十数年前に、安売りの店舗が爆発的に増えたと同時に、施術事故も増えました。
繰り返しになりますが、自分の身を守るためにも、知識は大変重要です。
お客さんのお身体を触っても大丈夫?と、判断するために必要な検査法のおすすめの本です。
技術は、一日やそこらでは習得することは、まず無理です。
10年以上経験している先輩と、同じ施術は出来ません。
しかし、知識は早い段階でいくらでも詰め込むことが出来ます。
お身体の不調に関して、アドバイスはいくらでも出来ます。
例えば、「むくみ」がひどいお客さまがいたとすると、デスクワークばかりで運動不足から来ている可能性の話が出来ます。
「むくみ」の解消に有効な食べ物、飲み物のアドバイスも出来ます。
知識が無いと、「そうなんですね、大変ですね。」で終わってしまいます。
そんなスタッフに、また担当してもらいたい、この店舗にまた来たいと思いますか?
なので、お身体のアドバイスも知識が無いと何も言えません。
技術に関して
技術に関しても、先ほど書きましたが、すぐに身に付くものではありません。
それでは、どうしたら良いの?
それは、お客様に対して、一生懸命施術することです。
そんな事、当たり前じゃん!と、思われるかもしれませんが、意外にこれが出来ない施術者が多いです。
触っている部位が変われば力の加減の確認など、精一杯、お客様に寄り添う姿勢で施術する。
私も立場上、新人スタッフの教育に沢山関わって来ましたし、現場でも実際にフォローしてきた私が、断言します、
技術不足は一生懸命さで補えます!
技術は焦っても身に付かないので、しょうがないです、ここは諦めてください。
しかし、経験値を積むまでは日々精進しなくてはいけません。
空いた時間など利用して、先輩スタッフの身体を借りて技術を磨くほかないです。
先輩スタッフも、施術を受けるのが嫌いな人はいませんから、時間が空いていれば、むしろ喜んで身体を貸してくれます。
しかし、触るばかりでは無く、先輩施術者の施術を沢山見て、受けることも大変重要です。
先輩の施術を受けて気持ち良かった施術は、お客様が受けても気持ち良いです。
その施術を盗んで、自分の施術にしてください。
その繰り返しが一番の近道です。
繰り返しになりますが、触ることも大事ですが、見て、受けることもとても大事なのです。
まとめ
知識や技術は一度覚えてしまえば一生使えます。
覚えるまでが、長い道のりで苦労するのは、皆同じです。
誰もが初心者です。
鍼灸師や柔整師も学校で4年間勉強して、知識、技術を習得します。
現場では、お手本となる先輩施術者が沢山いますので、その環境をフルに活用してください。
私も、最初は初心者で一カ月間、朝から晩まで研修を受け現場に出ました。
研修だけではやはり、経験不足でお客様から「未熟」だと叱られたこともありました。
しかし、日々、先輩セラピストの施術を見て、空いた時間はお身体を借りて、ひたすら圧す練習を繰り返しました。
結果、今では、指名率(一カ月の総施術人数を指名数で割った数字)50%を数年切ったことはありません。
指名率が50%を越えて報酬も安定してきます。
そんなセラピストを目指して、頑張ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
誰かの参考になれば幸いです(#^^#)