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ボディケア セラピストに必要な知識とは? 現役ボディケア セラピストが解説します!

body care therapist

セラピスト「必要な知識って、なに?」

こんにちは、やまきよです。

読者さんは働こう!と、思った時、

    ・何か覚えておいた方が良いことって
    何だろう?
    ・身体の事、知らなくても大丈夫?

なんて、不安に思いますよね!

ぶっちゃけ、
何も知らなくても仕事は出来ます、
が、
それでは、危険過ぎます!

直接、お客様のお身体を触りますので、痛みが出たりと何かあってからでは、取り返しが付かなくなります。

なので、最低限知っておいてほしい知識は、
「解剖生理学」「筋肉の名称」「骨の名称」「代表的な部位のストレッチ」です。

それでは、某温浴施設で十数年の経験から言える現役ボディケア セラピストが、
さらに解説してきますね。

これを読んでもらえば、必要な知識の参考になります!

ボディケア セラピストに必要な知識とは? 現役ボディケア セラピストが解説します!


働くに当たって、技術の習得は、実際にお身体に沢山触って経験を積み重ねなければいけないので、
どうしても時間が掛かってしまします。
しかし、知識を覚えることは最初からいくらでも習得出来ます。
技術が未熟な分、知識で補うことは大変重要です。

先にも書きましたが、知識が無くとも働くことは可能です。
しかし、お客様はセラピストの事を、身体のスペシャリストだと思っています。
日頃の身体の疑問に何でも答えてくれると思ってる、お客様も多いです。

知識の重要性

そこで「どこどこが痛いんだよね~」と、言われて、「大変ですね~」で返答していては、お客様との信頼関係は築けません。
そんなセラピストに、誰が指名してまで施術してほしいと思いますか?
お医者さんじゃないので、診察や問診は出来ません。
しかし、アドバイスとしてお客様に助言することは出来ます。
知識があれば場合によっては、病院でちゃんと受診することもお伝え出来ます。

しかも、お客様の言われるがごとくお身体を触って、後で痛みが出たなんてことがあったら、
施術事故、もしかしたら施術がトラウマになって、せっかく頑張ろうと始めたセラピストも、
続けていけなくなるかもしれません。
それぐらい、お客様のお身体に触るということは慎重に行きたいです。
先ほども書きましたが「危険です!」とは、この事です。

腰のヘルニア、首のヘルニアなど、四十肩、色んな症状のお客様が来店されます。
知識が無ければ触って良い部位、悪い部位は分かりません。
痛い部位を触って良いかの判断も出来ません。
症状によっては、日頃行った方が良いストレッチ方法のアドバイスも出来ません。

しかし、知識があれば、触って良いかの判断、病院に行った方が良いかの判断、
症状の改善に有効と言われている動作(ストレッチ)の仕方などアドバイス出来ます。
今の世の中、ネットで調べれば、身体の事も良くも悪くも沢山の情報が出てきます。
中には、個人的な意見で根拠も無く、載せている情報も有ります。
全てを鵜吞みには出来ません。
年配のお客様だと、あまり調べることはしません。
しかし、中には自分で一生懸命調べてくるお客様もいらっしゃいます。
そんなお客様に聞かれた時の返答も出来ると良いですよね。
頭ごなしに否定するのでは無く、やんわりとお伝えしてください。
なので、自分で正しい知識を身に付けることが重要です。
それが、自分を守ることにも繋がります。

お客様も、違和感がある部位の受診を何度もしていれば、身体の状態がどうなっていて、痛みが出ているのかも分かってきますが、
大体の人は一度受診して先生から再度受診を受けてくださいと言われない限り、それきりになってしまいます。
そうなると診断された時は、なんとなく身体の状態が分かっていても、時間が経つにつれ忘れてしまいます。
あたかも初めて痛くなったように話してくるお客様もいらっしゃるので、再度、なぜ痛みが出るのかを一般的なお話することで思い出してくれるお客様もいらっしゃいます。
知識がないと、お客様と一緒になぜでしょうね~なんて合わることしか出来ませんよね・・・

お客様からしてみても、知識が有るセラピストと知識が無いセラピストとどちらに、お身体を預けることが出来ますか?
言わずと知れず、知識の有るセラピストを選びますよね!
なので、知らないよりは知っている方が良いです。

ただ、気を付けたいのは、お身体の説明するときに、筋肉の名称ばかり並べても、お客様からしたらチンプンカンプンです。
セラピストの独りよがりになってしまいます。
なので、アドバイスするときはかみ砕いて、「ここにある○○という筋肉が~」のような説明の仕方だと、お客様も理解し易いです。

筋肉に関して、私の今でも大変活用している、この一冊が大変役に立ちます!

よく聞かれるのは、痛くなった部位を冷やした方が良いの?温めた方が良いの?と。
これも知識が無いと答えられませんよね。
アドバイスするときは、あまり個人的な意見より当たり障りの無い一般的な返答が良いです。
先ほども書きましたが、診断は出来ませんので、一般的にこう言われていますよ、くらいのアドバイスにしておきましょう。

後は、現場に出ると、先輩セラピストが何を話しているかも、注意して聞いてみてください。
最初は自分の施術で精いっぱいで、周りを見るなんて出来ないと思いますが・・・
それなら、手が空いている時など利用して、こっそり聞いてみてください。
とても参考になる話をしているはずです。
また、お客さんと話していて、分からない事があった場合、施術が終わってからで良いので、必ず調べる癖を付けると良いでしょう。
その積み重ねが、あなたの身となります。
そして、次に同じ場面に遭遇した時に、話せなかった事が話せるようになります。
そうすることによって、お客様との信頼関係を、築いて行けます。

まとめ

私が現場で十数年、働いてきた中で、新人研修の講師も経験してきました。
皆、不安や期待で研修も取り組んでいました。

誰でも最初は初心者です。
鍼灸師や柔整師も最初は知識ゼロから始めています。
なので、焦らず少しづつでもいいので知識を詰め込んで行ってください。
いつか、素敵なセラピストになる為に!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

誰かの参考になれば幸いです(#^^#)